HY10ターミナル は、産業用多機能ロードセルスケールの構成部品であり、RADWAG高分解能プラットフォームや計量モジュールと接続できます。
ハウジング
高いIP規格値とステンレススチールは、過酷な作業環境(高湿度、粉塵)でのターミナルの運用を可能にします。これらの2つの特長により、ターミナルは食品および製薬業界の高い衛生基準を満たしています。
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ターミナルのハウジングとベースはステンレススチールで作られています。すべてのHY10コネクタはガランドを通して接続されており、これにより防水・防塵仕様のハウジングが高いIP規格(IP68/69)を保証します。
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2点の端末ベース固定システムにより、LCDの傾きを制限なく調整できます。傾斜角度調整のオプションは、使用時の人間工学を向上させ、表示の視認性を最適化します。
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ターミナルブラケットは、作業中の安定性を確保します。
ゴム製の足は、不意のターミナルのスリップを防止します。これらの足は、端末を水平または垂直面に恒久的に固定できる開口部を覆っています。
ディスプレイ
1024x600ピクセルの解像度を持つ10.1インチカラーディスプレイ、キャパシティブタッチスクリーン搭載
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大きな10.1インチのバックライト付きカラーディスプレイは、低光条件下でも読みやすい情報を保証します。表示はかなりの距離からでも読み取ることができ、これにより移動性が向上します。
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高解像度(1024x600)は、ディスプレイの見やすさを高め、数字や記号などがより鮮明に表示されます。これで目の疲れに悩まされることはありません。解像度が高いほど、使用時の快適さが増加します。
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タッチスクリーンは操作の簡便さを意味し、直感に従ってデバイスを操作できます。マウスやキーボードといったアクセサリは不要です。追加の数字キーやソフトボタンは、最大限の機能性を提供します。
リモート設定
HY10ターミナルのパラメータはリモートで設定することが可能です。「Parameters Editor 2.0」ソフトウェアを使用して行います。
パラメータはターミナルを通じて設定することもできますが、「Parameters Editor 2.0」ソフトウェアを使用することで、パラメータ設定を繰り返し行うことができます。
特定のターミナルのすべてのパラメータを設定した後、それらをファイルに保存して、同様の作業環境で動作する他のターミナルにコピーすることができます。
設定したパラメータ構成は、USBフラッシュドライブまたはネットワークを使用して転送できます。「Parameters Editor 2.0」にはリモートデスクトップオプションも提供されています。このソリューションを使用することで、サービスから何マイルも離れていても、ターミナルの設定を行うことができます。
スクリーンエディタ
PUE HY10端末は、画面レイアウトのカスタマイズ機能を提供します。作業に必要不可欠なコンポーネントのみを表示することができます。
画面に何を追加するかだけでなく、各コンポーネントのサイズを決定することもできます。自分でデザインした画面レイアウトにより、作業がより簡単になり、計量はもはや時間のかかるプロセスではなくなります。
ラベリング
各ターミナルで行われるプロセスごとのラベルデザイン機能。
ファームウェアに組み込まれたラベリング機能により、製品に重量ラベルを貼ることができます。これにより、製品の識別が迅速かつ簡単になります。
専用のソフトウェア「Label Editor」を使用することで、ラベルをデザインし、それをスケールに送信することで、オペレーターはラベルデータベースから利用できるようになります。ラベルには、日付、ロット番号、質量、ピクトグラム、Ean-13コード(重量値および製品コードを含む)などのデータを提供することができます。
ラベリングにより、以下が可能になりますs:
- ターミナルでラベルデータベースを作成すること
- 特定の製品にカスタマイズしたラベルを割り当てたり、製品群に共通のラベルを割り当てたりすること
- 総重量と数量を示すCラベル(パレット)およびCCラベル(コンテナ)を印刷すること
- Cラベルの自動印刷トリガー
マルチプラットフォームオペレーション
標準設計:1つのロードセルプラットフォームのサポート
オプション設計:最大4つの追加プラットフォームのサポート(2つの内部モジュールと2つの外部モジュール)
専用アプリケーション
このアプリケーションは、HY10ターミナルが搭載されたスケール用に設計されています。追加のインストールは必要ありません。ターミナルのアドレスをブラウザのアドレス欄に入力し、ログインしてください。
機能:
- リモートデータベースの編集
- 画像ファイルからスケールへの画像のインポート
- ラベルファイル(lbファイル)からスケールへのラベルのインポート
- レポートの作成およびプレビュー(例:ワークフロー)
- 分注プロセスの操作
Smart Displayアプリケーションは、スケール画面をカスタマイズし、コンピュータに表示することを可能にし、これを簡単でわかりやすい方法で実現します。特定の要素は、画面グリッドに簡単に配置することができ、その後、ユーザーのニーズに合わせてスケーリングすることができます。
ターミナル上で直接実行されるアプリケーションは、ユーザーに新しく更新されたレイアウトとホーム画面の設定を提供します。コンピュータのブラウザを通じて操作する場合は、デスクトップのリモート制御と拡大された質量表示を可能にします。
Smart Displayアプリケーションを使用するには、HY10ターミナルでRDAモジュール(RADWAG Data Access)を実行する必要があります。
このアプリケーションは、ユーザーがPUE HY10ターミナル用の独自のプログラムを作成できるように設計されています。JSONウェブソケットを介して基本的なデータ(質量要求、ゼロ設定、風袋設定)の交換を簡便に行えます。このアプリケーションは、「HY10 - JSONデータ交換インターフェース」マニュアルに記載された追加のコマンドを使用し、新しいコンポーネントを追加することでさらに開発を進めるための基盤となります。