MPS.T.3000.R1 計量モジュール
MPS.T計量モジュールは、1 mgから100 mgの読み取り単位で質量を測定するために使用されます。このモジュールの動作原理は、ロードセルによる力の測定に基づいています。ロードセルを使用する利点は、その構造がシンプルであることから得られる動作の信頼性です。MPS.Tは、機械や生産ラインへの組み込みを目的としたOEM製品です。

MPS.T計量モジュール – 主な用途は?
MPS.Tモジュールは、検査、バッチ処理、充填などを必要とする各種プロセスで広く使用されています。コンパクトなサイズと、計量ターミナルに依存しない独立しての動作が特長で、機械および自動化装置の開発者や生産自動化の企業にとって理想的な選択肢となっています。MPS.Tモジュールとの通信は、RS232ポートを介して提供されるRadwag CBCPプロトコル(ASCII文字通信)を使用して行うことができます。
付属機器
標準の秤量皿付きMPS.Tモジュールには以下が付属します:
- 電源アダプター
- P0108 – RS232ケーブル(パソコン-モジュール間接続用)
MPS.T計量モジュールの特長とは?
- コンパクトな設計
- RS232通信インターフェース搭載
- R-Panelソフトウェアとの連携に対応
- R計量端末との互換性あり
- 秤量皿は顧客の要件に応じてカスタマイズ可能

MPS.T計量モジュール – アクセサリとの連携
- R-Panel ソフトウェア
パソコンからモジュールを仮想的に操作するための計量ターミナルのソフトウェア版です。実機のRたーっみなるに備わっているボタンや機能(風袋引き、ゼロリセット、パラメータ設定など)にアクセスできます。RS232インターフェースにより、R-PanelソフトウェアとMPS.Tモジュール間の通信が可能で、計量モジュールの自動検索アルゴリズムにより接続も簡単です。
- R計量ターミナル
質量をLCDディスプレイに表示する物理的なオペレータパネルです。モジュールの操作およびパラメータ設定が可能です。
- スプリッタ PT0487
モジュールをR計量ターミナルと、RS232ポートを使用する他の機器(例:パソコン、PLC)に同時接続することが可能です。